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【記事一覧】

書籍紹介 「北九州の近代化遺産」(2006.12.4)

九州都市景観フォーラム開催のお知らせ(2006.12.1)

九州大学国際学術交流フォーラム開催のお知らせ(2006.9.20)


日仏景観会議2006 柳川会議のお知らせ(2006.8.24)

2006年 九州ブロック総会(2006.6.12)

JUDI美しい都市ランキングQは、各都市にお邪魔します。(2006.5.18)

JUDI美しい都市ランキングはじめます。(2006.4.24)





書籍紹介 「北九州の近代化遺産」
 
2006年11月25日発売(弦書房)
 約260ページ、カラー写真、初版約2,000部発売、定価2,310円。
  http://www.genshobo.com/index.html

北九州(主として北九州市域)は、明治中期以降、国策としての産業化が行われた地域である。既に1世紀を超える時間経過から、当時の社会資本として整備された施設等の消滅が論議され、社会・経済・文化・地域の固有性等の面から、保存・活用の観点と次代へ伝える必要性がたかまっていた。

2年ほど前、北九州の地域史を研究する会が発足し、様々な観点から地域遺産を伝承し、英知を学ぶため書籍出版が企画された。筆者は都市計画の立場から、参加要請を受けることとなった。

出版された書籍は、北九州市の旧5市である門司、小倉、若松、八幡、戸畑に点在する産業的な「遺産となる施設等60ヶ所」、「補論」、「近代化遺産の歴史的背景」、「保存活用の取り組み」及び「北九州の近代化遺産の一覧」を収めている。

筆者が執筆したのは、単体建築の紹介の「日本郵船門司支店」と「門司港レトロ地区」の保存への取り組みである。門司港レトロ地区は、「門司まちづくり21世紀の会」の設立当初から、外部のまちづくりアドバイザーとして、会の組織づくり、活動フレームづくり、提案活動の素案づくり等で2年余りの間に主たる会員と共に80回をこえる対話と活動を行った経緯がある。現在の門司港レトロ地区整備の参考案となった「門司港西海岸整備構想」は、昭和62年に作成し、行政へ提案したマスタープランである。

JUDI九州においても、既に10年ほど前、都市環境デザインに関する書籍執筆の企画が、玉田氏を中心としてかなり論議されたが、H15年6月に出版された「日本の都市環境デザイン3」建築資料研究社(A4版 122頁)で代用された形となり、その後、独自の出版の話は断ち切れとなった経緯がある。
書籍出版の目的さえ明確であれば、JUDI九州においても再度、検討に値する題材ではないかと、今も思っている。(大久保裕文)






九州都市景観フォーラム開催のお知らせ

●開催の主旨
昨年6月に景観法が本格施行されてから約1年半が過ぎ、全国で景観行政団体となった地方公共団体は248(都道府県・政令指定都市・中核市以外の「その他の市町村」は、149)に昇り、そのうち、景観計画を策定したのが20となっており(平成18年11月1日)、各地で景観に関する取り組みが本格化しております。一方で、屋外広告物の見直しや住民の自主的なタウンウォッチング・まち並み点検など各地で様々な取り組みがおこなわれるなど、景観に対する関心が全国的に高まっています。
九州の都市景観をみた場合に、多くは、山地、平野、大河、海岸線の雄大な大地形を活かしながら都市が形成され、その大景観に包まれながら、農林水産業や近代産業など、地域に暮らす人々の営みにより、九州における都市景観が形づくられています。一方、近年では、大規模小売店舗の郊外立地やロードサイドの商業集積が進み、屋外広告物の氾濫など郊外部での景観問題が指摘され、また中心市街地の衰退による商店街の空洞化の進行、市街地における高層マンションの建設、進まぬ電線類の地中化など、都市景観に影響を及ぼす要因は枚挙にいとまがありません。
そうした九州の都市において、どのようにすれば美しい都市景観をつくることができるか、その為に何を考え、何に取り組み、また何から始めるのがよいのかは、共通の課題となっています。
今回の『九州都市景観フォーラム』では、景観および都市計画、まちづくりに精力的にご活躍されている専門家をお招きし、九州の都市景観の魅力や特性・課題を明らかにするとともに、九州の都市を美しくするための景観計画や景観まちづくりの内容や方策について、情報交換、意見交換を行なう予定です。


●主催・後援
 (主催)    都市環境デザイン会議九州ブロック、博多デザイン塾
 (後援予定) 福岡県、福岡市、九州大学アジア都市リサーチコア、(社)日本都市計画学会九州支部、
          FUKUOKAデザインリーグ、風景デザイン研究会、

●開催日時 : 2007年1月9日(火)14:00〜17:00(開場 13:30)

●会場 : 福岡市旧冷泉小学校2階図書室(正門を入り右手)

●定員・参加費 : 50名・無料

●プログラム
 14:00-
   1. 開会の挨拶       
      九州大学大学院人間環境学研究院教授 出口  敦 氏
 14:05-
   2. 基調報告:『美しい都市ランキング』結果の概要報告 
      都市環境デザイン会議九州ブロック 尾辻 信宣氏
 14:25-
   3. 講演『日本の街を美しくする(仮)』    
      鞄s市環境研究所代表 土田  旭 氏
      (京都造形芸術大学客員教授、都市環境デザイン会議「美しい都市ランキング」評価委員長)
 15:10- 休憩(5分間)
 15:15-
   4. パネルディスカッション
      『九州の都市景観を美しくするー評価から景観まちづくりへ−』
        コーディネーター :                            出口  敦 氏
        パネリスト:      大阪大学大学院工学研究科助教授     小浦 久子氏
                     佐保計画工房代表               佐保  肇 氏
                     潟Gスティ環境設計研究所代表       徳永  哲 氏
                                                土田  旭 氏
 16:55-
   5. 総括・閉会の挨拶
      都市環境デザイン会議九州ブロック代表幹事 十時 裕氏
 17:00 終了

【懇親会 17:30-20:00】 参加費4,000円(会場は当日ご案内します。)

●申込方法
 参加(フォーラム:無料、懇親会:4,000円)をご希望の方は、FAXまたはE-mailにて、「住所、氏名、所属・勤務先、電話番号、メールアドレス、フォーラム・懇親会の参加の有無」を記入の上、12月24日(日)までに下記の問い合わせ先にお申込みください。
 参加者は先着50名とさせていただきますので、ご了承ください。

●申込み・問い合わせ先
 (株)都市環境研究所・九州事務所 (担当)池田
 E-mail:judi-q@or.tv  FAX:092-263-7839
 〒812-0024 福岡市博多区網場町5-15増田網場町ビル7F
 TEL:092-263-7848




九州大学国際学術交流フォーラム開催のお知らせ


九州大学国際学術交流フォーラム
「維持可能な都市のための地域デザイン 田園都市レッチワースに学ぶ」

 主催 : 九州大学大学院工学研究院、(社)日本都市計画学会九州支部
 後援(予定) : (社)土木学会西部支部、(社)日本建築学会九州支部
 都市環境デザイン会議九州ブロック、(社)都市住宅学会九州支部
 国連ハビタット福岡事務所

■趣旨
1898年、エベネザー・ハワードは「都市と農村の長所の結合」を目標に田園都市論を世に問い、1903年、第一田園都市会社が設立され、レッチワースの建設が開始されました。
それから百年以上が経過し、田園都市論は世界各国に広範な影響を及ぼし、レッチワースもまた時代への変化に対応して進化してきました。
近年、環境負荷を最小限にとどめる都市の成長という観点から、田園都市論の「都市と農村の長所の結合」、「田園都市群を高速交通で結合した社会都市」という概念が世界的に再評価されています。
このフォーラムでは、イギリスにおける田園都市レッチワースの研究、並びに都市計画家レイモンド・アンウィンの研究の第一人者であるマービン・ミラー博士を招へいし、日本の研究者とともに、ハワードの「田園都市」論と田園都市レッチワースの歴史を振り返り、田園都市論の現在と将来の可能性を探究します。

■日時
2006年10月21日(土) 13時00分〜18時00分
2006年10月22日(日) 10時00分〜15時30分

■会場
九州大学西新プラザ
(〒814-0002 福岡市早良区西新2-16 TEL:092-831-8104)

http://www.kyushu-u.ac.jp/somu-bu/kenkyukyoryoku-ka/nishijin/infomap.htm

■講演者
マービン・ミラー氏 (田園都市レッチワース及び都市計画家レイモンド・アンウィンの研究者)
蓑原敬氏((株)蓑原計画事務所所長)
渡辺俊一氏(東京理科大学教授)
齊木崇人氏(神戸芸術工科大学教授)
中井検裕氏(東京工業大学教授)
蓑茂寿太郎氏(熊本県立大学理事長)
秋本福雄氏(九州大学大学院教授)
樋口明彦氏(九州大学大学院助教授)

■プログラム
10月21日(土) 13:00-16:00
 12:30 :開場
 13:00-13:30:基調報告 秋本福雄氏
      「維持可能な地域のデザインと田園都市」仮題
 13:30-15:00:基調講演 マービン・ミラー氏
      「レッチワース田園都市に学ぶ」
 15:00-16:00:講演 齋木崇人氏
      「レッチワース田園都市の都市デザイン」仮題
 16:30-18:00:懇親会

10月22日(日) 10:00-15:30
 10:00-11:00:講演 中井検裕氏 「レッチワース田園都市の財政」
 11:00-12:00:講演 渡辺俊一氏
      「日本における田園都市の受容と今後の展望」仮題
 13:00-14:00:講演 蓑原敬氏 「都市田園計画の展望」
 14:00-15:30:パネル・ディスカッション 「九州の都市田園計画を考える」
  司会 蓑原敬氏
  パネラー 蓑茂寿太郎氏、樋口明彦氏、マービン・ミラー氏 予定
15:30 閉会挨拶

■申込み方法
参加(フォーラム:無料、懇親会:4000円)をご希望の方は、FAX又はE-mailにて、「住所、氏名、勤務先、電話番号、メールアドレス、フォーラム・懇親会の参加の有無」をご記入の上、10月13日(金)までに事務局宛にお申し込みください。

■ホームページ
http://www.doc.kyushu-u.ac.jp/toshi/gardencity.html

■連絡先(事務局)
九州大学大学院工学研究院環境都市部門都市システム工学講座
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1  Tel/Fax 092-642-3278
E-mail gardencity@doc.kyushu-u.ac.jp
担当:梶田佳孝、小林敏樹




日仏景観会議2006 柳川会議のお知らせ


2006年11月4、5日(土、日)、柳川市で「日仏景観会議2006 柳川会議」が開催されます。
柳川の堀割景観を見直し、どのように創生していくか、また、水と人との関わりを見直し、景観を考えていこうというものです。
北原白秋の「水の構図」、宮崎駿・高畑監督の「柳川堀割物語」、大林監督の「廃市」など柳川を舞台にした文学や映画はたくさんあります。このたぐいまれな水の都の景観はたいへん興味深いものです。
また、景観会議のプレ・ワークショップも開催します。どなたでも参加できますので、参加したい方はご連絡ください。
(TEL:092-553-0560 (株)環境デザイン機構 福田まで)


日仏景観会議2006 柳川会議 プレ・ワークショップ日程
第1回 8月27日(日)

  12:00〜17:00 タウン・ウォッチング&映画鑑賞

第2回 9月18日(休)
  10:00〜18:00 まちづくり活動報告&川下り&タウン・ウォッチング
第3回 10月15日(日
  13:30?18:00 講演会&ミーティング



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2006年 九州ブロック総会


2006年 JUDI九州ブロック総会を下記の通り開催いたします。
会員の皆さま、ぜひご出席下さいますよう、よろしくお願いいたします。

日時:6月24日(土)15:00〜17:00
場所:電気ビル 2号会議室
    福岡市中央区天神2丁目12-1 天神ビル11階

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JUDI美しい都市ランキングQは、各都市にお邪魔します。

JUDI九州ブロックの皆さま

世話役の尾辻です。
メーリングリストでの配布がうまくいかないので、ブログでその後の経過を報告させていただきます。

「美しい都市ランキング」のコアメンバー第2回打合せを
5月11日(木)17:00〜22:30at九大にておこないました。
議題:評価基準について(評価ガイドブックの吟味)
その後、「評価ガイドブック・九州版」に反映して作成しています。
5月31日までに完了した評価表については、先行して本部委員会に送付します。
6月3日(土)15:00〜18:00at九大出口研(第3回コアメンバー打合せ)にて、原則九州ブロックでの集約(評価表回収)をおこないます。
6月9日(金)15:00〜18:00at東京にて、評価委員会全国調整会議に報告してきます。
6月20日頃を目処に、最終の評価表提出とバックデータ集の作成まとめをおこなう予定です。
7月下旬にできれば報告会をおこないたいと思います。
(できれば、九州ブロックのHPが出来上がっていれば、九州ブロック会員限定のデータベースとしてUPしたいのですが。)

以上、用件のみですが、経過報告とさせていただきます。

追伸;先週の土曜日に福岡の「オリンピックプラザ開所記念ワークショップに行ってきました。
生の磯崎さんは初めてです。
新聞報道によると「福岡」は「東京」と比べ劣勢だとか。いつまでたっても東京中心に日本の物事は回っていくのがしゃくに障りますね。


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JUDI美しい都市ランキングはじめます。

九州大学大学院人間環境学研究院都市・建築学部門テクニカルスタッフの尾辻です。
初めての投稿です。
徒然、気ままに書かさせていただきます。
新年度を迎え、新たな気分でスタートしたいと息を荒くしている今日この頃です。
先週の土曜日に総会(久々のブロックの集まり)に出席し、熱い議論を交わしました。
昨年度から立ち上げた『美しい都市ランキング』を九州ブロックでもようやく本腰を入れて取り組むことになり、そのとりまとめを引き受け、進めているところです。
景観法が制定され、あちこちの行政の取組みが見え出したのと、大学人の間でもホットな研究テーマになっているようです。都市計画、建築、土木、社会学、地理学、環境心理学、等々と様々です。
一時期の流行や単なる計画づくりだけに終わらせたくないものです。
私は今は九大に席を置く身ですが、もともとはコンサルタントの肩書きでアーバンデザインの実践を標榜していた者ですから、昨今の建設コンサルタントの惨憺たる境遇には、暗澹たる思いを抱いているところです。(一年前はフリーでやっていて、まさに己が悲惨な状況でしたので)
40そこそこの若造?ですが、業界あるいは都市デザイナー・都市プランナーとしての地位について、その向上を真剣に考えないといけないのではないかと、最近富みに危機感を募らせている毎日です。
建築界の姉歯事件は、我々にとっても他人事ではないと思います。
業界の地位を確立し、常に社会への発言を怠らず、プライドをもって日々、研鑽したいものです。
そうすることによって、社会から一定の評価を付与されるんじゃないか。
そんな青い思いを噛み締めています。

で、『JUDI美しい都市ランキング』です。
「何でもかんでも番付すればいいのか!!」とのご批判はあろうかと思います。
私自身もそう簡単に都市の良さをランキングできるとは思えません。
都市とは多様性の集合体のようなものですから...。
ただ、日本社会が成熟した今、そろそろみんなで議論すべき時期にきていると思います。
それぞれのライフスタイル、社会との関係、地域との関わり、負うべき責任・義務...
と同時に、都市デザイナー・都市プランナーを自負している小生は、
その議論の首題を提示し、議論をリードして、社会に問わなければ、我々自身の社会的立場は失墜すると思うのです。
『美しい都市ランキング』を世に公表することにより、みんなで考えるきっかけをつくりたいのです。また、評価を下した専門家の眼識に対して多くの批判を受けることにより、自戒と真の社会参画を果たしたいと考えています。
そして、都市デザイナー・都市プランナーの社会的地位確立の一助としたいものです。

ダラダラつまらん話をしてしまったお侘びに私の大学での私の作業部屋を紹介させていただきます。
分不相応に一部屋あてがってもらっています。我ながらとても気に入っています。



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